急行[リバイバル志賀]&快速[快速軽井沢号]乗車記(H24.3.20)

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 しなの鉄道が所有する169系・湘南色(S52編成)を使用したイベント列車については、さまざまな列車名が付され運転が行われてきましたが、列車種別は「快速」が大半でした(JR側が主催したイベント列車では「急行」の名勝を用いたものもありました。)。
 今回、しなの鉄道のHPに「急行」名を付した列車が「多客臨」として走るということが発表されましたので、軽井沢までの1往復のみですが乗車をしてきました。
 また、今回のダイヤ改正(3/17)で、長野⇔軽井沢間に直通の快速[快速軽井沢号]が新設されましたので、こちらにも乗車をしてきました。


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①長野(817)→屋代(838) 2628M 115系3連【S9編成】 
(←屋代 クモハ115-1527+モハ114-1048+クハ115-1223 長野→)
 長野駅からは、当初8時33分発の1630Mに乗車をする予定でいました。この1630Mは快速[しなのサンライズ号]の折り返しとなる車両ですので、あさま色の183・9系長野車を使用する列車です…という書き方で始まる予定だったのですが、今回のダイヤ改正でどうやら運用が変わってしまったようで、快速[しなのサンライズ号]は長野駅到着後、そのまま[妙高1号]になる運用となってしまったようです。そうすると、なにも次の列車を待つ必要もないため、1本早い列車で屋代駅に向かうことにしました(この点については確認をしていませんので、誤っていたらごめんなさい。)。

 ホームに入ってきた115系乗車していつも思うのは、「しなの鉄道の車両は清掃が行き届いており乗車しても気持ちがいい。」ということですね。特に窓ガラスが綺麗に磨かれており、景色が汚れで曇って見えることがありませんので、乗っていても本当に気分がいいです。

 屋代駅に予定よりも早く到着しましたので、本日の急行[リバイバル志賀]号の乗車に必要な急行券等を駅窓口で購入した後、今月いっぱいで廃線となる屋代線の列車などの撮影を行い、急行[リバイバル志賀]号の入線までの時間を過ごしました。

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            PHOTO:しなの鉄道・115系の車内(とても綺麗に清掃されています。)


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                  PHOTO:シートの隙間にもほこりなどはありません。


◎屋代駅にて…
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                PHOTO:赤帯が外された3500系がちょうど入線してきました。


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                   PHOTO:しなの鉄道から長野電鉄に繋がる跨線橋


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                PHOTO:このシーンを見ることができるのもあと10日あまり…


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              PHOTO:須坂駅を目指して3500系が屋代駅を発車して行きます。


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②屋代(926)→軽井沢(1021) 9632M 急行[リバイバル志賀2号] 169系3連 【S52編成】
(←軽井沢① クモハ169-6+モハ168-6+クハ169-19 ③屋代→)
 普通列車で屋代駅に到着したときには、駅ホームに結構な数の人が…。しかも三脚やカメラを持った鉄道ファンと思える人が多数おり「さすがに『急行』という名称が付くと人気があるんだ…。」と思っていたのですが、この人たちのお目当てはどうやら今月いっぱいで廃止となる長野電鉄・屋代線のようでした。

 タイミングよく長野電鉄の3500系(赤帯なし!)が到着すると、大勢の人が長野電鉄のホームに移動し、しなの鉄道のホームにはそこそこの乗客が残るのみでした。
 
 快速[リバイバル志賀]に使用されるS52編成は、しなの鉄道の車両基地のある戸倉駅から9時12分に回送されてきます。回送された時点では列車種別は「回送」、しかもヘッドマークなしですが、屋代駅に到着後、列車種別を「急行」に変更し、この列車のためのヘッドマークを掲げると発車の準備は完了です。

 私もひととおり列車の撮影を済ませてから車内に入り発車の時を待ちます。車内の乗車率は残念ながら2割程度といったところでしょうか…。ちょっと淋しい乗車率のまま定刻に列車は屋代駅を発車します。この列車、今回は列車種別が「急行」ということで、当然のことながら乗車には乗車券のほか急行券(片道300円)が必要となります。私たちのような「乗り鉄」派のファンにとって見ると「300円で硬券の急行券が手に入って、しかも、列車に乗れる。」という楽しみがあるのですが、一般の乗客の方にはどうなんでしょうか…。S52編成を使用した快速列車ですと「駅で待っていたら、ちょうどこの列車が来たから乗車した。」という方も多く見受けられたのですが、今回、途中駅から乗ってきた人の大半は「明らかに鉄道ファン」と思われる人が多かったような気がします。このあたりが今回の企画をしていただいたしなの鉄道さんにとっても「痛し痒し」というところかもしれませんね…。
 
 さて、列車は「急行」らしい走りで軽井沢駅を目指します。今日は薄曇りながら日差しがあたたかく、絶好の乗車日和です。沿線や駅のホームにも多くの人が急行[リバイバル志賀]を撮影している姿を見かけました。
 小諸駅を発車すると記念の乗車証明書の配布が行われます。個人的には収集はしていないのですが、やはり乗車の記念としてこのような物を配布してくれることはうれしいものですね。

 列車は快調に軽井沢を目指して進んでいきます。浅間山のビューポイントになっている「大曲」を過ぎると列車は信濃追分駅に到着します。その後、改築が進んでいる中軽井沢駅に停車した後、終点の軽井沢駅に到着しました。

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                         PHOTO:169系S52編成の車内


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           PHOTO:オリジナルのボックス席からリクライニングシートに変更されています。


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                     PHOTO:しっかりとヘッドマークも掲げられました。


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               PHOTO:サボにも「急行」の文字が入り、誇らしげに表示されています。
 

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               PHOTO:天気が良かったため、浅間山もしっかりと見ることができました。


◎軽井沢駅にて…
 軽井沢駅では30分ほど時間があるので「何をしようか?」と思っていたところ、2734Mで軽井沢駅に到着した普通列車がなんと同じ169系を使用するS53編成!ということで、ホームを挟んでしまいましたが、169系同士が並ぶというシーンが実現し、軽井沢駅は撮影会状態に…。私もしっかりと皆さんに混じって撮影をさせていただきました。
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                    PHOTO:軽井沢駅に停車中の169系・S52編成


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                          PHOTO:駅の連絡通路から撮影


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                        PHOTO:169系同士の並びが実現!


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③軽井沢(1056)→屋代(1151) 9637M 急行[リバイバル志賀1号]
(←屋代③ クハ169-19+モハ168-6+クモハ169-6 ①軽井沢→)
 169系同士の並びを撮影した後は車内に入り発車の時を待ちます。往路の2号は閑散としていましたが、首都圏から新幹線で来た人たちが乗り込んで来たせいでしょうか、車内は6~7割程度の乗車率となり、ようやく列車は往年の「急行」らしい賑わいとなりました。

 沿線では往路よりもずいぶんと撮影をする人が増えたようで、いたるところでカメラを構えた人たちを見かけました。この人たちの何割かが乗車に回ってくれれば増収になるのに…と思ってしまうのは「乗り鉄」を趣味にしている私の悪い癖でしょうか…。

 復路は往路とは異なり、途中駅からの乗客もあり車掌さんも急行券の販売に忙しいようです。復路では上田駅を過ぎた時点で記念の乗車証明書の配布が行われました。絵柄については往路と同じものですが、裏面の列車名などはしっかりと異なっており、このような乗車証明書を用意してくれる「しなの鉄道」さんには本当に頭が下がる思いでいただきました。
 その後も列車は「急行」らしい走りを続け、定刻どおりに終点の屋代駅に到着をしました。


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④屋代(1154)→小諸(1237)  642M 115系3連 【S2編成】
(←小諸 クモハ115-1012+モハ114-1017+クハ115-1011 屋代→)
 急行[リバイバル志賀]への乗車はこれで終了。もちろん、この後の4号~3号と乗車してもいいのですが、ここはやはり普通列車に充当されている他の169系に乗車するために移動をします。

 ちなみに、この日はS51編成は戸倉駅の留置線に停まっていましたので、先ほど軽井沢駅で見たS53編成に狙いを絞って移動をすることにしました。
 急行[リバイバル志賀1号]が屋代駅に到着すると同時に、反対側ホームに小諸行きの普通列車が入ってきたので、この列車で小諸駅に移動をすることにしました。

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              PHOTO:小諸駅にはあさま色の183・9系が停車していました。


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⑤小諸(1340)→軽井沢(1404) 768M 169系3連 【S53編成】
(←軽井沢 クモハ169-23+モハ168-23+クハ169-20 小諸→)
 小諸駅ではしばらく待ち合わせの上、13時40分発の軽井沢行きに乗車します。小諸まで乗ってきた列車の乗り継ぎ列車とすると、1本早い12時54分発の766Mにも十分間に合うのですが、766Mは115系3連、こちらの768Mはお目当ての169系3連ですので、やはり少々待ってでもこちらがいいですね。766Mはさほど混雑もせず小諸駅を発車して行ったのですが、こちらの列車はそこそこ混雑をしましたので、やはり169系目当ての乗客って意外と多いのでは…なんて思ってしまいました。
 
 列車設備の関係でこの169系がJR線を走れなくなってしまったときには「169系もこれで引退か…」と言われたのですが、なんとなく今回のダイヤ改正の少し前あたりから169系の運用が復活をしているような感じがします(このへんは調べていませんので、あくまでも私が思っているだけかもしれません。)。事実、こうやって小諸以東には169系を使用した普通列車も走っていますし、(未確認ですが)戸倉駅を発車して軽井沢駅まで走る169系の普通列車もあるようですので、残った169系3編成には末永く活躍をして欲しいものですね…という原稿の下書きをしているうちに列車は軽井沢駅に到着をしてしまいました(やっぱり、列車内にパソコンを持ち込んじゃだめですね…。全然、列車に乗った気がしないです!)。

 軽井沢駅到着後はフリーキップの威力を十分使って、快速[快速軽井沢号]の時刻まで、少々行ったり来たりして時間調整を行いました。


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⑥軽井沢(1508)→長野(1624) 2605M 快速[快速軽井沢号] 115系3連 【S8編成】
(←長野 クハ115-1021+モハ114-1052+クモハ115-1529 軽井沢→)
 軽井沢駅からは、今回の「乗り鉄」のもう1つの目的だった快速[快速軽井沢号]に乗車します。
 この列車は前述のとおり、今回のダイヤ改正により誕生した、しなの鉄道としては初の長野⇔軽井沢間直通快速列車です。上りは長野駅を9時48分に発車し軽井沢駅に11時に到着、下りは軽井沢駅を15時に発車して長野駅には16時28分に到着するという、まさに軽井沢への観光・ショッピングに特化した列車ダイヤとなっています。

 この快速[快速軽井沢号]使用される車両は(残念ながら)普通の115系3連ですが、列車種別幕に「快速」と入ると115系もかっこよく見えるから不思議です。ただ残念なのは快速表示はされているものの、列車名の表示などが一切されていないのがちょっと残念ですね。どこかに列車名を入れてくれれば『商品』として発売できますので、しなの鉄道さんにはぜひ、検討をして欲しいところですし、個人的には、この快速[快速軽井沢号]は「しなの鉄道の看板列車」に育てて欲しいなぁ~と私は思っています。

 さて、列車は本日運転されている急行[リバイバル志賀4号]から乗り移った乗客なども乗り込み、そこそこの乗車率で軽井沢駅を発車します。さすがに快速列車ということで、通過する駅もあることから体感的にも「速く」感じます。長野⇔軽井沢間を普通列車に乗車すると約90分かかるところ、快速列車では74~6分で走りきりますので速く感じますし、なによりも便利ですね。

 小諸駅付近までは起きていたのですが、その後は暖かな車内のせいでしょうかうとうととしてしまい、気が付くと篠ノ井駅到着間近でした。その後、快速[快速軽井沢号]は今井駅と安茂里駅を通過し、定刻どおり長野駅に到着し、本日の「乗り鉄」はこれで無事終了です。今日は1日どっぷり「しな鉄」にはまりました…。

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              PHOTO:残念ながら列車名はどこにも表示されていませんでした。


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             PHOTO:軽井沢駅では急行[リバイバル志賀号]との並びも実現しました。


 169系に一番相応しい列車種別は間違いなく「急行」なのに、なぜ、「急行」という名勝を使用しないのか?ということについては諸説が飛び交っており、最終的な真実についてはいまだ不明なのですが、一説によると「急行」という名勝を使用するのにはJR側の承諾が必要である…ということを聞いたことがあります。
 ただ、今回はどのような経緯で「急行」という名称が使用できるようになったのか不明ですが、「急行」という表示ができるようになったことで、しなの鉄道の169系に、また新たな魅力が加わったのではないかと思います。
 「急行」という名称が今回限りのものか、継続して使用していくのかは不明ですが、やはり湘南色の169系に似合うのは「急行」ですね!

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                     PHOTO:本日使用したフリーキップと急行券


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                     PHOTO:車内で配布された記念乗車証明証
        ※これは1号と2号のみの配布だったようです。なお、1号・2号とも同一のデザインでした。


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      PHOTO:乗車証明証はポストカードになっています(こちらはちゃんと1号と2号のロゴが…)。

【乗車日:平成24年3月20日(火)】

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この記事へのコメント

もり
2012年03月23日 09:00
「急行[リバイバル志賀]の湘南色が懐かしいです。
30年前までは上野-湯田中間を急行志賀として運行していました。当時は子供でしたので、母と乗車したこと憶えています。
屋代線廃止まであと1週間です。25日・31日に乗車予定です。
しなの鉄道115系は車内はきれいですね!
話は変わりまして、先日18日青森県十和田観光電鉄に乗車しました。屋代線同様廃止まであと1週間です。乗車しますか?
TTI
2012年03月23日 21:46
 もりさん
 コメントをお寄せいただきありがとうございます。
 私は松本生まれの松本育ちですので、湘南色の急行といえば急行[アルプス]のイメージが強く、急行[志賀]といわれても、いまいちピンと来ないのが正直なところです。
 屋代線もいよいよ終焉の時を迎えましたね、一応、25日も31日も申し込みはしてあるのですが、仕事の都合やら家庭の事情等もありますので、乗車は前日にならないとわからないといったところでしょうか…。

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