レッドアロークラシック乗車記(H24.2.14)

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 久しぶりに平日に休みをいただきましたので、前々から乗りたかった列車を乗りに東京へ!

 『西武鉄道のニューレッドアロー号が、初代レッドアロー号の塗色に…』という記事を見た瞬間、『西武鉄道までもリバイバルブームに便乗して…。』と思ったのですが、レッドアロークラシックの写真を見た瞬間『カッコいい~!』
 これはもう乗りに行くしかないでしょう!ということで、松本の自宅を早朝に出発し、特急[ちちぶ号]の出発駅となる池袋駅にやってきました。

そうは言っても、レッドアロークラシックの運用が発表されていませんので、ここは指定席券の売り場に行って直接本日の運用を聞くと、駅員さんが親切に調べていただき『このあと11時30分発の特急の運用に入りますよ。』とのこと。特急列車の発車まで若干時間がありましたので西武鉄道の普通の列車に乗って所沢駅まで往復をして時間調整をした後、特急列車に乗車します。

①池袋(1130)→西武秩父(1248) 特急[ちちぶ13号]
 特急[ちちぶ13号]に使用される列車は、池袋駅に10時46分に到着する特急[ちちぶ18号]の車両が使用されますので、レッドアロークラシック自体は早くから池袋駅の特急列車ホームに入っており、(柵越しですが)先頭部の撮影や列車を見ることはできます。 
 発車時刻の15分位前になると、特急列車線用ホームの改札が使用可能となり、ようやく列車全体の撮影や車内に入ることができるようになります。

 さて、このレッドアロークラシックですが、現在、特急[ちちぶ]や[小江戸]に使用されている10000形の中から1編成(10105編成)に初代レッドアローと同じ車体塗装が再現されたものです。
 オリジナルのガンメタリックベースの塗色から、5000系と同じ淡いクリーム色をベースに窓下に赤帯を配しており、先頭車両前面窓下にはこちらも5000系と同じくステンレスの飾り板を模したラッピングがされ、初代レッドアローラの雰囲気を醸し出しています。

 両先頭車の車体後部側面には「NRA」のロゴの代わりに「RED ARROW CLASSIC」のロゴが表記されています(個人的には、もう少しデザインに頑張って欲しかった!)。
 しかし、このクリーム色と赤色というのは、国鉄特急色にも似た色合いですが、列車には似合う色なんですねぇ~。ガンメタのレッドアローもカッコいいですが、このクリーム色の塗色も最高ですね!

 ひととおり撮影を終え、車内に入るとシートピッチが広いブルーのシートがずらっと並び、こちらもなかなか素敵です。ただ、車内はオリジナルの10000系から変更がないのですが、座席背面のテーブルに昭和40年代の写真が掲出されており、初代レッドアローが走っていた当時の沿線の状況などをうかがい知ることができるような工夫はされています。

 さて、列車は定刻どおりに池袋駅を発車します。車内はさすがに平日の昼間ということで2~3割程度の乗客しか乗っていません。
 「池袋」と聞くと「都会のど真ん中、高層ビルとビルの間を列車が駆け抜けていく!」というイメージが私にはあるのですが、列車は住宅密集地の間をそろそろと走ります。なんとなくイメージと違うような…。

 ですが、しばらくすると列車は高架部を走るように特急列車本来の速度で走っていきます。発車時点では少なかった乗客も所沢駅と入間駅から大勢が乗り込みだいぶ賑やかになり、気がつくと8割方座席が埋まっていました。

 列車は次の飯能駅で進行方向が替わります。駅到着後、当然の行動として座席を回転させようと思ったのですが、私が乗った1号車は誰一人として座席を回転する人がいません!私一人だけ回転させても、見知らぬおばあちゃんと向かい合わせになってしまいますし…。しかたなく飯能駅からは進行方向の反対を向いたまま乗車をすることにしました(ここから景色が良いのに…。)。

 ここまで特急列車らしい走りを見せてきたレッドアロークラッシックも、山登り区間に入るためゆっくりとした速度で確実に標高を稼ぎながら走っていきます。列車は車体を左右に大きく曲げながら着実に進んでいきます。
 進行方向左手に雪が被った武甲山が見えてくると最後の停車駅となる横瀬駅に到着します。横瀬駅を発車するとあとは秩父の街並みに滑り込むだけです。左手に秩父鉄道の線路が寄り添ってくると、レッドアロークラシックは終点の西武秩父駅に到着しました。


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             PHOTO:室内は変化がありません。ブルーの綺麗なシートが並びます。



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                  PHOTO:シートピッチも広く、リクライニングも深いシート。



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        PHOTO:シートテーブルのウラにレッドアローがデビューした当時の写真が貼られています。



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                 PHOTO:10000系は窓が大きくて視界がいいのが美点ですね。



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          PHOTO:1号車と7号車にある車体ロゴ。正直、もう少しデザインをして欲しかった!



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                      PHOTO:池袋を出るといきなり住宅街を走ります。



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          PHOTO:飯能駅で進行方向が替わります。今まで来た線路を右手に見ながら進みます。



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                      PHOTO:飯能駅を出ると山登りが始まります。



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                  PHOTO:武甲山が見えると終点の西武秩父駅はもうすぐ。



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                           PHOTO:西武秩父駅



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②西武秩父(1325)→池袋(1446)
 西武秩父駅でしばらく時間を潰した後、再び、レッドアロークラシックが使用される特急[ちちぶ26号]で池袋駅に戻ります。
 西武秩父駅にレッドアロークラッシックが停車しているときに気がついたのですが、この列車、先頭の3両は進行方向(飯能駅方向)を向いているのですが、後ろの4両は発車の時点から反対方向(池袋方向)を向いているんですね。
 だから、西武秩父駅、横瀬駅から乗車する人は先頭の3両に、飯能駅から先で乗車する人は後ろ4両に乗車するよう指定席が振り分けられているようです。これでシートを回転させない理由がわかったような気がしました。

 帰りは2号車に乗車したのですが、2号車は電動車ということでモーター音が結構車内に響き渡ります。個人的には気にならないのですが、静かな車内をお望みの方は電動車を避けたほうが良いのかな…なんとことを考えながら池袋駅までの1時間少々の乗り鉄を楽しみました。



 平日の昼間ということで、鉄道ファンなどいないと思ったのですが、やはりレッドアロークラシックの人気は高いようで、車内で撮影をする人、駅のホームで撮影する人、沿線で撮影する人の姿を何度も見かけました。
 どの列車も何年に1度は塗色を塗り替える必要があるわけですが、色を変えるだけで集客効果があるならば、これからも色々と出て来るのかな?なんてことを思った「レッドアロークラシック」でした。

【乗車日:平成24年2月14日(火)】

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